味覚性多汗症

味覚性多汗症とは、味覚の刺激によって顔や頭を中心に大量の発汗がある多汗症です。通常、熱いものや辛いものを食べると発汗があります。これは熱いものや辛いものを食べて上がった体温を下げる役割をしています。ですから、熱いものや辛いもののような刺激のあるものを食べて発汗があるのは正常な状態です。一般的に辛いものを食べると、味覚性発汗がおこり、顔を中心に汗をかきます。熱いもの、辛いもの以外に酸っぱいものでも発汗する人もいます。これは正常な生理現象で、治療を必要とするものではありません。



しかし、味覚性多汗症は刺激物を食べたときに行われる発汗の量が通常よりも多く、シャワーを浴びた後のような状態になってしまうこともあります。これは、体質もありますが、精神的なものもあります。過去の経験から、汗をかきたくないと精神的に緊張してしまったり、また汗をかくかもしれないという予期不安がプレッシャーとなって余計に悪化させてしまっているケースが多くみられます。味覚性発汗だったのが、こうした精神的な緊張から味覚性多汗症に変わってしまうものです。

また、耳下腺障害や交感神経の障害などからも大量に汗がでるようになることもあります。こうした精神的緊張や刺激に対する反応が慢性化することで、辛味、酸味や熱いもの以外のものを食べても大量に発汗するようになってしまうことがあります。こうなると普通に食事していても汗が出るようになります。そうなると、ますます食事のときに汗をかくのではないかという精神的な不安におちいり、症状がひどくなっていきます。

そのため、味覚性多汗症では精神的な治療が有効だとされています。食事をしているときに汗が出るのは当然である、熱かったり辛かったりすれば汗がでなければおかしいのだということを自覚していくように心理療法で植えつけていきます。また、神経系の疾患である場合も否定できないので、併せて診察してもらう必要があります。

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