汗と涙

汗と涙は同じ体から分泌される液体です。しかし、たくさん泣いて涙を流しても、におうからとか不潔にみえるといった反応はあまりされません。どう違うのでしょうか。
まず、汗と涙の出てくる腺が違います。汗は汗腺、涙は涙腺から出てきます。汗は体温の調節が主な役割で、涙は眼球の保護が主な役割です。また、涙も汗も成分は同じ塩化ナトリウムですが、涙にはカリウム、カルシウム酵素などが入っています。汗には塩化ナトリウムのほかに尿素と乳酸が入っています。汗も涙もしょっぱいのは塩化ナトリウムが成分としてあるからです。また、涙の原料は血液です。自分の体で作られた体液に拒絶反応はありません。そのため、涙が目からでても目にしみることはありません。涙が目にしみることがあるとしたら、傷があったり涙に異物が入っている可能性があります。



汗も体から分泌されるものですが、成分が違います。汗の主成分は水です。そのため目に入ると、涙と違ってしみるのです。
涙は、目に入った異物を出す役割もあります。汗は、デトックスとして有名になりましたが、サウナなどで大量の汗をかくことにより体内の有害物質を外に出すといわれていますが、これには科学的な根拠がないとされています。ただ心理的に汗をかいた後は爽快感を感じるようです。そのため、体内の有害物質がなくなりきれいになった気持ちになるのだともいわれています。

また、男性の汗の成分にはフェロモンとして機能する成分も含まれているという説もあります。涙には感情を表す役割があり、男性の汗にはフェロモンの機能があるということです。涙にもかすかなにおいがありますが、でてくる面積が小さいためあまり目立ちません。汗ににおいがあり、体毛のあるところにも広い範囲ででてくるのはそのフェロモンの機能をするためだとも考えられています。男性だけでなく女性の汗にもフェロモンの機能があるともいわれていますが、はっきりとはしていません。

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